• 内容に依存しない発話
  • 数学的な見方・考え方
  • 1次関数[の定義]
  • 関数[の定義]
  • 関数の値[の定義]
  • 定義域・xの変域[の定義]
  • 関数の値域・yの変域[の定義]
  • 座標平面[の定義]
  • 座標軸
  • 座標平面上の点P(a,b)
  • 原点
  • 関数のグラフとその方程式[の定義]
  • 1次関数のグラフ
  • 関数の最大値・最小値[の定義]
  • 関数の増加と減少
  • グラフの平行移動
  • 座標平面上の点の平行移動
  • 直線を平行移動したグラフの方程式
  • 2次関数[の定義]
  • 下に凸,上に凸
  • 放物線[の定義]
  • 放物線の軸[の定義]
  • 放物線の頂点[の定義]
  • y=ax^2のグラフ[の特徴]
  • y=ax^2+qとy=ax^2
  • y=ax^2+qのグラフ[の特徴]
  • y=a(x-p)^2とy=ax^2
  • y=a(x-p)^2のグラフ[の特徴]
  • y=a(x-p)^2+qとy=ax^2
  • y=a(x-p)^2+qのグラフ[の特徴]
  • 平方完成
  • y=ax^2+bx+cとy=ax^2
  • y=ax^2+bx+cとy=a(x-p)^2+q
  • y=ax^2+bx+cのグラフ[の特徴]
  • y=ax^2+bx+cとy=ax^2+b’x+c’
  • 頂点・軸・通る点から2次関数を決定
  • 3点から2次関数を決定
  • 連立三元1次方程式
  • 軸に対する対称移動をした2次関数の決定
  • 内容に依存しない発話
    • タイトル   [問題のタイトル])
    • タイトル   [今日の日付])
    • タイトル   p.○○[教科書のページ番号])
    • 概要   前回/既習の内容と関連づけて本時の概要を説明する。)
    • 例   [上のタイトル]の例を以下に示す。)
    • 手続き   方程式をどの文字について解くか明示/確認する。)
    • 手続き   文字に代入すべき値を明示/確認する。)
    • 手続き   [下の定理/公式]を使って解く。)
    • 証明   この証明は次回以降にやる。)
    • 概要   今日の学習のポイントを確認する。)
    • 概要   次回までに覚え(復習し)てくるべきことを確認する。)
    • 発問   この公式を使うのに、既に求まっているのはどれですか?)
    • 名称   これを何と呼びましたか?)
    • 概要   [上のタイトル]とはどのようなものでしたか?)
    • 式   [上のタイトル]はどのような式で表わされましたか?)
    • 式   これはどんな[意味がある/使い方ができる]でしょう?)
    • 式   同じものを表す式は他にもありませんでしたか?)
    • 場合分け   これらの式はどのように使い分けましたか?)
    • 特徴   ○○と言えば、覚えておくべき特徴がありませんでしたか?
    • 事象   これをどのような場合に(状況で)使いますか?)
    • 表記法   はどのように表記しましたか?)
    • 例   の具体例としてどんなものがありましたか?)
    • 条件   これが成り立つ条件は?/与えられた条件の下でこれは使えますか?)
    • 条件   これをどのような条件の時に使いますか?
    • 関係   これらの間にはどのような関係がありますか?)
  • 数学的な見方・考え方
    • ヒント   定義の意味を分解して理解しましょう。)
    • ヒント   グラフの特徴を「形」と「位置」に分解して考えましょう。)
    • ヒント   識別できるようになりましょう。)
    • ヒント   関数に数値を規則的に代入して、(x,y)の値を求めましょう。)
    • ヒント   xを規則的に変えた時のyの変化の規則を探しましょう。)
    • ヒント   同じxに対して、yとy'とに規則性があるか考えましょう。)
    • ヒント   数式化するヒントとして、図に表す。)
    • ヒント   事象に対応する既知の公式(数式)を提示する。)
    • ヒント   公式に代入すべき値(式)を文章から読み取る。)
  • 1次関数[の定義]
    • タイトル   1次関数
    • 概要   yがxの1次式で表されるような関数のこと(を)
    • 名称   「yはxの1次関数」という。
    • 式   y=ax+b ただし、a≠0(aは0でない)。
    • 式   1次関数y=ax+b (a=0だと1次関数ではないからa≠0と解釈する)。
    • 例   1次の項だけの1次関数の例を示す。
    • 例   yがxに正比例する時、yはxの1次関数である。
    • 例   1次の項と定数項だけの1次関数の例を示す。
    • 例:反例学   次のものは1次関数ではない。
    • 例:反例   2次式で表される関数を提示する。
    • 例:反例   yがxに反比例。y=a/x。
    • 現象   空の水槽に、一定の速さで水位が上がるように水を入れる。x分後の水位y。
    • 現象   縦の長さaの長方形の横の長さをx、面積をyとする。
    • 現象   A地点からakm離れたB地点まで毎時bkmで歩く。x時間後のB地点までの距離y。
    • 現象   気温は地上から10[km]までは、100[m]高くなるごとに0.6[℃]ずつ下がる。
    • 現象   地上の気温がa[℃]のとき、地上から高さx[km]の地点の気温y[℃]。
    • 発問   1次関数とはどんな関数でしたか?
    • 発問   1次関数の例を挙げなさい。
    • 発問   次の関数は1次関数ですか?
    • 発問   y=ax+bが1次関数であるための条件は何ですか?
    • 発問   この現象は1次関数で表せますか?
    • 発問   1次関数と比例とはどういう関係にありますか?
    • 発問   1次関数の中で、切片が0であるものを何といいましたか?
  • 関数[の定義]
    • タイトル   関数)
    • 根拠   数学では2つの数量の関係を文字式やグラフに表して調べることが多い。)
    • 例   中学では、比例、反比例、一次関数などを学んだ。)
    • 概要   変数xの値に対応して変数yの値が1つだけ定まる(時)、
    • 名称   「yはxの関数」という。
    • 識別   関数であるには、変数xの値に対応する変数yの値は1つに定まる必要がある。)
    • 概要   関数は、2変数の対応関係という意味と、xからyへの変換という意味がある。)
    • 表記法   yがxの関数である時、y=f(x)、関数f(x)などと表す。)
    • 表記法   関数の名前は、fでも、gでも構わない。(混同されないようにする。))
    • 表記法   混同される恐れがなければ、fを繰り返し使ってもよい。)
    • 例   比例)
    • 例   反比例)
    • 例   1次関数)
    • 例   y=[数値]x^2)
    • 現象   水が入った水槽から一定量の水を放出する時の時間と残量の関係。)
    • 発問   変数yがxの関数であるための条件とは何ですか?)
    • 発問   次のものは関数ですか?)
    • 不適切次元   [x=値 の形や、y=値 の形のものを出題する。])
    • 不適切次元   [不連続関数の例を出題する。])
    • 発問   関数の例を挙げなさい。)
    • 発問   変数yがxの関数であることをどのように表しますか?)
  • 関数の値[の定義]
    • タイトル   関数の値
    • 根拠   関数では、変数xの値に対応して変数yの値が1つだけ定まる。
    • 概要   y=f(x)のxの値を定めた時、対応して決まるyの値を関数の値のこと(を)
    • 名称   「関数の値」という。
    • 例   関数y=x+5のxの値を2に定めた時、関数の値は7である。
    • 表記法   xの値kに対応する関数y=f(x)の値をf(k)と表す。
    • 表記法   xの値を文字式(例えば、a+1)で定め、 f(a+1)と表す場合もある。
    • 手続き   関数の値f(k)を求めるには、f(x)の式にx=kを代入して計算する。
    • 手続き   kが文字式の時、f(x)の式に文字式を代入して、展開・整理する。
    • 発問   f(x)=[関数の式]のとき、f(p)を求めよ。
    • 不適切次元   [中学までに学んだ関数の範囲で出題する]
    • 不適切次元   [値を代入して計算可能な2次以上の数式も出題する]
    • 不適切次元   [分数式や絶対値などを含んだ式も出題する]
    • 不適切次元   [整数だけでなく、分数や小数の場合も出題する]
    • 不適切次元   [数値だけでなく文字式を代入する場合も出題する]
  • 定義域・xの変域[の定義]
    • タイトル   関数の定義域)
    • 概要   関数y=f(x)において,変数xがとる値の範囲のこと(を)
    • 名称   「定義域」と言う。
    • 根拠   定義域は必ず存在し、断りが無い場合は実数で式が意味を持つ範囲。
    • 表記法   関数の定義域は、関数の後ろに括弧書きで表す。
    • 例   単一の不等号で示される場合([数値1]≦xなど)
    • 例   下限と上限を指定する場合[y=3x-1 (-1≦x<3)など]
    • 例   ある特定の値を除外する場合[y=1/x (x≠0)など]
    • 発問   次の関数の定義域を示せ。
    • 不適切次元   [容器の深さ、目的地までの距離など、物理的制約がある場合]
    • 不適切次元   [絶対温度と摂氏温度、シャルルの法則など、下限がある場合]
  • 関数の値域・yの変域[の定義]
    • タイトル   関数の値域
    • 概要   関数y=f(x)が定義域に対応してとりうる値の範囲のこと(を)
    • 名称   「値域」という。
    • 表記法   関数の値域は、特別な場合を除いて、不等式の形で表す。
    • 表記法   「全ての実数」「y≠0」などの例外もある。
    • 例   1次関数で、定義域を不等式で与える場合。
    • 例   2次関数y=x^2で、定義域を不等式で与える場合。
    • 例   2次関数y=x^2で、定義域を特に示さない場合。
    • 例   反比例y=1/xで、定義域を特に示さない場合[値域はy≠0]。
    • 手続き   1次関数の場合、グラフから明らかに、値域は左端から右端の範囲。
    • 手続き   等号が含まれるか否かに注意する。
    • 発問   関数y=f(x) [定義域] の値域を求めよ。
    • 発問   関数y=f(x) [定義域] のグラフをかき、値域を求めよ。
    • 発問   定義域に対応するグラフの範囲はどこですか?
    • 発問   yの値が一番大きく/小さくなる点をグラフ上で指示しなさい。
    • 発問   その点のxの値を関数に代入して、最大/最小値を求めなさい。
    • 不適切次元   [2次関数y=ax^2の場合も出題する]
    • 不適切次元   [最高次の係数が正の場合、負の場合の両方を出題する]
    • 不適切次元   [両端の値の少なくとも一方が負の値である場合も出題する]
  • 座標平面[の定義]
    • タイトル   座標平面
    • 根拠   垂直に交わる2本の数直線上の値で、平面上の点の位置を表せる。
    • 概要   点の位置を表すために2本の数直線で定めた平面のこと(を)
    • 名称   「座標平面」という。
    • 表記法   座標平面には、原点、軸の名前、正の向きを示す矢印を書く。
    • 図表   座標平面の図
    • 例   座標平面としては、通常、x-y平面を用いる。
    • 例   軸の名前は、xとyでなくてもよい(物理のv-t図やs-t図)。
  • 座標軸
    • タイトル   座標軸
    • 根拠   座標平面を定めるには、垂直に交わる2本の数直線が必要である。
    • 概要   互いに垂直に交わり、座標平面を定める2本の直線のこと(を)
    • 名称   「座標軸」という。
    • 式   x-y座標平面で、x軸はy=0、y軸はx=0という式で表せる。
    • 図表   x軸を座標平面上で表すと、ここ(y=0)になります
    • 図表   y軸を座標平面上で表すと、ここ(x=0)になります
  • 座標平面上の点P(a,b)
    • タイトル   座標平面上の点P(a,b)
    • 根拠   座標平面上の点Pの位置は、x軸とy軸の値を用いて、実数の組(a,b)で表せる。
    • 概要   点Pの位置をx軸とy軸の値の組(a,b)で表したもの(を)
    • 名称   「点Pの座標」という。
    • 表記法   座標が(a,b)である点を点(a,b)と書く。
    • 表記法   複数の点の座標を示す時は、P(a,b)、Q(c,d)のように書く。
    • 図表   座標平面上のP(a,b)の図
    • 例   原点の座標は、(0,0)。
    • 発問   図中の点の座標を答えなさい。
    • 発問   原点の座標を答えなさい。
    • 発問   直線AとBとの交点の座標を答えなさい。
    • 不適切次元   [1次関数とx軸またはy軸との交点の場合]
    • 不適切次元   [連立1次方程式になる場合]
    • ヒント   xに何を代入するとy軸と関数との交点が求まるか?
    • ヒント   x軸は、y=0という式で表せる。
    • ヒント   y=0となるxを求めることは、方程式の解を求めることである。
    • ヒント   2つの直線がx=kで交わる時、f(k)=g(k)になる。
  • 原点
    • タイトル   原点
    • 概要   座標平面を定める2本の直線が垂直に交わる点のこと(を)
    • 名称   「原点」という。
    • 表記法   座標平面上では、一般に、原点のことを記号Oを使って表す。
    • 識別   原点の座標は、(0,0)である。
    • 図表   (座標平面上における原点の位置の図)。
  • 関数のグラフとその方程式[の定義]
    • タイトル   関数のグラフ
    • タイトル   グラフの方程式
    • 根拠   定義域に属するx=pのそれぞれについて、関数y=f(p)の値が定まる。
    • 根拠   この(p,f(p))を座標とする点の全体は、座標平面上に図形を形づくる。
    • 概要   関数y=f(x)が座標平面上に形づくる図形のこと(を)
    • 名称   「関数y=f(x)のグラフ」という。
    • 識別   xの値に対してyの値が2つあるようなグラフは、関数のグラフではない。
    • 識別   グラフが連続か不連続かは、基本的に問題ではない。
    • 例   [1次関数のグラフ]。
    • 例   [y=b[定数]のグラフ~x軸と平行で(0,b)を通る直線。]
    • 発問   関数y=[値]のグラフをかけ。
    • 発問   関数y=[文字式]のグラフをかけ。
    • 発問   次のグラフは、関数のグラフと言えるか?
    • 不適切次元   [未習の2次関数や三角関数などの例も挙げる]
    • 不適切次元   [不連続な関数の例も挙げる]
    • 不適切次元   [円やx=y^2など、関数ではなく、軌跡の例も挙げる]
  • 1次関数のグラフ
    • タイトル   1次関数のグラフ[は]
    • 特徴   1次関数y=ax+bのグラフは、傾きがa、切片がbの直線である。
    • 特徴   y=ax+bのグラフは、形状が直線、aは傾き、bはy軸との交点のy座標。
    • 概要   1次関数y=ax+bのaとbのこと(を)
    • 名称   「傾き、切片」と呼ぶ。
    • 概要   傾きは、xが1増えた時に、yがいくつ増えるかを表す。
    • 概要   切片は、y軸との交点のy座標でもあり、f(0)の値でもある。
    • 識別   形状が直線でなければ1次関数ではない。
    • 識別   x軸と平行なグラフは1次関数ではなく、y軸と平行なグラフは関数でない。
    • 手続き   1次関数のグラフの書き方として以下を示す。
    • 手続き   (0,b)と(1,a+b)または(-b/a,0)の2点を通る直線を引く。
    • 手続き:特殊   定義域が与えられていたら、対応するグラフの範囲を明示する。
    • 手続き:特殊   定義域の不等号に等号が含まれているか否かを○か●で示す。
    • 発問   1次関数y=ax+bのグラフをかけ。
    • 不適切次元   [aもbも正の整数またはb=0の場合]
    • 不適切次元   [aやbに負の整数を含む場合も出題する]
    • 不適切次元   [aやbに整数以外の値を含む場合も出題する]
  • 関数の最大値・最小値[の定義]
    • タイトル   関数の最大値・最小値
    • 根拠   関数の最大(小)値やその時のxの値は、最適化問題の関心事である。
    • 根拠   関数には常に最大値、最小値があるとは限らない。
    • 概要   関数y=f(x)の値域の最大(小)値のこと(を)
    • 名称   「関数の最大(小)値」と呼ぶ。
    • 概要   最大(小)値が定まらないこと(を)
    • 名称   「最大(小)値は無い」と言う。
    • 識別   最大(小)値が∞(-∞)または不等式「<」の場合、最大(小)値は無い。
    • 特徴   同じ関数でも、定義域の与えられ方で、最大値・最小値の有無は変わる。
    • 手続き   最大値・最小値を求めるには、まず、関数の値域を求める。
    • 手続き   関数の値域の下限がa≦yなら最小値はa、上限がy≦bなら最大値はb。
    • 手続き   それ以外の場合は、最小値または最大値は無い。
    • 手続き   一般に、関数が最小値・最大値を持つ時のxの値も示す。
    • 発問   関数y=ax+b (定義域) の最大値と最小値を求めよ。
    • 不適切次元   [最高次の係数が正の場合、負の場合の両方を出題する]
    • 不適切次元   [両端の値の少なくとも一方が負の値である場合も出題する]
    • 不適切次元   [最大値または最小値の一方が定まらない場合も出題する]
    • ヒント   定義域に対応するグラフの範囲はどこですか?
    • ヒント   最大値/最小値になる点をグラフ上で指示しなさい。
    • ヒント   その点のxの値を関数に代入して、最大/最小値を求めなさい。
  • 関数の増加と減少
    • タイトル   関数の増加と減少)
    • 根拠   関数を使って最適化や予測をする時、増減の傾向を見ることが大事である。
    • 根拠   常に増加・減少とは限らず、範囲によって増加や減少に転ずることもある。
    • 概要   関数のグラフがある範囲で、右上(下)がりである(時)
    • 名称   「増加(減少)する」と言う。
    • 概要   増加とは、ある範囲の任意のp<qに対して、f(p)<f(q)ということ。
    • 概要   減少とは、ある範囲の任意のp<qに対して、f(p)>f(q)ということ。
    • 概要   増加・減少の範囲では、グラフとx軸と平行な直線とは1点のみで交わる。
    • 例   増加と減少の両方を含む例を示す(2次関数、y=1/x、絶対値関数など)。
    • 例   単調増加・減少の例を示す(1次関数など)。
    • 例   1次関数は、1次の係数が正なら常に増加、負なら常に減少。
    • 例   2次関数は、軸の左右で単調増加と単調減少が入れ替わる。
    • 図表   1次関数の増加・減少の説明
    • 図表   2次関数の増加・減少の説明
    • 発問   次の関数の増加、減少を調べよ。)
    • 不適切次元   [関数の式と定義域とを明示的に与える]
    • 不適切次元   [文章題から関数と定義域とを求める場合も出題する]
    • 不適切次元   [増加と減少とを両方含む場合も出題する]
    • ヒント   題意に即して、まずxとyの関係を式で表し、定義域を求めましょう。
    • ヒント   まず関数のグラフを描きましょう。
    • ヒント   f([値1])と、f([値2])とで、どちらが大きいですか?
  • グラフの平行移動
    • タイトル   関数のグラフの平行移動
    • 根拠   関数のグラフを平行移動したものは、別の関数のグラフである。
    • 概要   ある図形を一定の方向に一定の距離だけ動かす移動のこと(を)
    • 名称   「平行移動」という。
    • 例   2次関数の平行移動の例。
    • 例   1次関数の平行移動の例。
    • 表記法   「[x|y]軸方向に[p|q]だけ平行移動する」と表す。
    • 表記法   「[x|y]軸の正|負の向きに[p|q]だけ平行移動する」と表す。
    • 概要   g(x)がf(x)をx軸・y軸方向にp、q平行移動したものなら、
    • 概要   f(x)はg(x)をx軸・y軸方向に-p、-q平行移動したもの。
    • 概要   正の向きに-1平行移動は、負の向きに+1平行移動と同じ。
    • 式   関数y=f(x)をx軸方向にp、y軸方向にq平行移動した時、(y-q)=f(x-p)。
    • 式   関数y=f(x)をx軸方向にp、y軸方向にq平行移動した時、y=f(x-p)+q。
    • 発問   関数g(x)は関数f(x)をどのように平行移動したものか?
    • 発問   関数f(x)をx軸・y軸方向にp、q平行移動したものはどれか?
    • 不適切次元   [pやqが負の数の時も扱う]
    • 不適切次元   [pやqが整数以外の時も扱う]
    • 不適切次元   [1次関数、2次関数など、異なるタイプの関数を扱う]
    • ヒント   x軸方向への移動とは、上下、左右のどちら方向の移動ですか?
    • ヒント   y軸方向への移動とは、上下、左右のどちら方向の移動ですか?
    • ヒント   p,qの正負の符号はそれで正しいですか?
    • ヒント   y=f(x)が通る点を平行移動して、移動後の関数に代入してみましょう。
    • 誤り   関数y=f(x)をx,y軸方向にp,q平行移動した時、(y+q)=f(x+p)。
    • 誤り   関数y=f(x)をx,y軸方向にp,q平行移動した時、y-q=f(x)-p。
    • 誤り   関数y=f(x)をx,y軸方向にp,q平行移動した時、y=f(x-p)-q。
  • 座標平面上の点の平行移動
    • タイトル   座標平面上の点の平行移動
    • 式   点(a,b)をx軸方向にp、y軸方向にq平行移動した点は(a+p,b+q)。
    • 式   x軸方向にp、y軸方向にq平行移動して点(c,d)になる点は(c-p,d-q)。
    • 式   点(a,b)を点(c,d)に平行移動するには、x軸方向にc-a、y軸方向にd-b。
    • 概要   点をx軸方向にp、y軸方向にq平行移動すると、座標がp,qだけ大きくなる。
    • 図表   点(a,b)と点(a+p,b+q)、点(c,d)と点(c-q,d-q)の図。
    • 例   ある点をx軸方向にp、y軸方向にq平行移動した点の例。
    • 例   平行移動した結果(c,d)になった点の元の座標を求める例。
    • 例   2つの点を示して、双方向に移動する仕方を求める例。
    • 発問   次の点をx,y軸方向にp,q平行移動した点はどんな点か。
    • 発問   x,y軸方向にp,q平行移動して次の点に移る点とはどのような点か。
    • 発問   次の点Pを点Qに移動するには、どのように平行移動すればいいか。
    • 不適切次元   [与える点の座標も、移動の仕方p,qも、全て正の整数]
    • 不適切次元   [移動の仕方は、正負の場合の両方を扱う]
    • 不適切次元   [与える点の座標は、正負の場合の両方を扱う]
    • 不適切次元   [PからQだけでなく、QからPも問う]
    • ヒント   点(a,b)はどこですか?
    • ヒント   それをx軸方向にp移動した点はどこですか? その点のx座標は?
    • ヒント   それをy軸方向にq移動した点はどこですか? その点のy座標は?
    • ヒント   p(q)を足しますか? 引きますか?
  • 直線を平行移動したグラフの方程式
    • タイトル   直線y=ax+bをx,y軸方向にp,qだけ平行移動したグラフの方程式)
    • 例   直線y=ax+bをx軸方向にp、y軸方向にq平行移動したとする。)
    • 例   移動先の点P(x,y)は、Q(x-p,y-q)を移動したものである。
    • 例   Qは、直線y=ax+b上の点であるから、(y-q)=a(x-p)+b。)
    • 例   これを整理すると、y=ax+(b+q-ap)。)
    • 例   直線y=ax+bをx軸方向にp平行移動すると、y=ax+(b-ap)。)
    • 例   直線y=ax+bをy軸方向にq平行移動すると、y=ax+(b+q)。)
    • 式   関数y=f(x)をx軸方向にp、y軸方向にq平行移動した時、(y-q)=f(x-p)。)
    • 概要   直線y=ax+bを平行移動すると、結果的にはy切片が変わるだけである。)
    • 図表   y=ax+bをx軸方向にp、y軸方向にq平行移動したグラフ
    • 手続き   y=ax+bをx,y軸方向にp,q平行移動した式は、(y-q)=a(x-p)+bを整理。)
    • 手続き   直線の平行移動は、(0,b)の移動先をy=ax+kに代入し、kを求めてもよい。)
    • 発問   直線y=ax+bをx,y軸方向にp,q平行移動した直線を求めよ。)
    • 発問   x,y軸方向にp,q平行移動したらy=ax+bになる直線を求めよ。)
    • 発問   y=ax+bをx,y軸方向にp[文字],q平行移動した式が自分自身になった。pの値は?)
    • ヒント   元の直線上の点を平行移動した点を求め、移動後の式を満たすか確認する。)
    • ヒント   平行移動した直線は、移動前と傾きは同じですか? 変わりますか?)
    • ヒント   どちらが移動前の直線で、どちらが移動後の直線かよく確認しましょう。)
  • 2次関数[の定義]
    • タイトル   2次関数
    • 根拠   今まで習った関数に、yがxの2次式で表される関数は無い。
    • 概要   yがxの2次式で表される関数である(時)
    • 名称   「yはxのn次関数」という。
    • 概要   yがxの2次式で表される関数である(時)
    • 名称   「yはxのn次関数」という。
    • 式   y=ax^2+bx+c ただし、a≠0(aは0でない)
    • 式   2次関数y=ax^2+bx+c (a=0だと2次関数ではないからa≠0と解釈する)
    • 例   2次の項だけの2次関数の例を示す。
    • 例   2次の項と1次の項だけの2次関数の例を示す。
    • 例   2次の項と定数項だけの2次関数の例を示す。
    • 例   2次から0次までの全ての項を持つ2次関数の例を示す。
    • 例:反例   既習の関数で2次関数でない例を提示する。
    • 例:反例   分母が2次式の分数関数、式変形すると1次関数になるもの
    • 事象   正方形の面積yは1辺の長さxの2次関数である。ただし、x>0。
    • 事象   縦x[cm]、横が縦よりa[cm]短い長方形の面積をy[cm^2]とする。
    • 事象   周長a[cm]の長方形で、縦x[cm]と面積y[cm^2]の関係。ただし、縦>横。
    • 事象    縦は横より長いので、周を4等分した長さより長い。
    • 事象   長さaの線分をx:(a-x)に分け、各々を1辺とする正方形の面積の和をyとする。
    • 手続き   yを求めるのに使える公式を思い出す。
    • 手続き   公式に代入する値をxを使って式に表す。
    • 手続き   この時、公式に代入する値の条件を考え、xの定義域を考える。
    • 手続き   代入した式を整理して、y=f(x)の形に整理する。
    • 発問   次の2次関数を求めよ。(また、その定義域を言え。)
    • 不適切次元   [図形の長さと面積との関係を定式化するもの]
    • 発問   次の事象を関数[yをxで]表し、2次関数であるものを選べ。
    • 発問   (1) 直径が(x+1)[cm]の円の面積をy[cm^2]とする。
    • 発問   (2)1辺x[cm]の正方形から、1辺(x-2)[cm]の正方形を切り取った残りの面積y[cm^2]。
    • 発問   (3)面積10[cm^2]の三角形で、底辺の長さx[cm]と高さy[cm]の関係。
    • ヒント   この事象を数式化する上で必要な公式は何ですか?
    • ヒント   問題文のどの値をどう変形して公式に代入する必要がありますか?
    • ヒント   題意から定義域を導く式を立てて下さい。長さや面積は負になりません。
  • 下に凸,上に凸
    • タイトル   下に凸,上に凸)
    • 概要   y=ax^2のグラフが、a>0(a<0)である時")
    • 名称   「下(上)に凸」という。")
    • 図表   下に凸
    • 図表   上に凸
    • 例   y=[正の数値]x^2は下に凸である。)
    • 例   y=[負の数値]x^2は上に凸である。)
    • 発問   次の2次関数は、上に凸、下に凸のどちらか。)
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合の両方を出題する])
    • 不適切次元   [2次の係数が分数の場合についても出題する])
    • 不適切次元   [1次の項や定数項がある場合も出題する])
    • 不適切次元   [式を示さず、グラフだけを示す場合も出題する])
  • 放物線[の定義]
    • タイトル   放物線)
    • 根拠   物を投げた時の軌跡は2次関数の曲線になっている。
    • 概要   2次関数y=ax^2の表す曲線のこと(を)
    • 名称   「放物線」と呼ぶ。
    • 表記法   2次関数y=ax^2+bx+cのグラフを放物線y=ax^2+bx+cということがある。
    • 特徴   放物線は、対称軸と頂点を持つ。
    • 特徴   a>0のときは下に凸、a<0のときは上に凸である。
    • 特徴   放物線の値域は、「全ての実数」にはならない。
    • 特徴   aの絶対値が大きい程、傘が閉じたようになり、小さい程、開いたようになる。
    • 例   最も典型的な例として、y=ax^2を提示する。
    • 例   y=ax^2を平行移動したグラフも放物線であることを説明する。
    • 発問   y=[数値1]x^2+[数値2]のグラフは放物線ですか?
  • 放物線の軸[の定義]
    • タイトル   放物線の軸)
    • 根拠   放物線は(左右)線対称である。
    • 概要   放物線の対称軸のこと(を)
    • 名称   単に「軸」と呼ぶ。
    • 特徴   放物線の軸は、y軸と平行である。
    • 式   放物線の軸は、y=p[定数]と表せる。
    • 例   2次関数y=ax^2の軸は、y軸である。
    • 例   2次関数y=ax^2+bの軸は、y軸である。
    • 発問:例   y=[数値]x^2の軸の式はどうなりますか?
    • 発問:例   y=[数値1]x^2+[数値2]の軸の式はどうなりますか?
    • 発問:例   図に示した放物線の軸の式はどうなりますか?
    • 発問   放物線の軸とは何ですか?
    • 発問   放物線の軸はどのような特徴を持ちますか?
    • 発問   放物線に軸はいくつありますか?
  • 放物線の頂点[の定義]
    • タイトル   放物線の頂点
    • 根拠   放物線には、軸と交わる点が1つだけある。
    • 概要   放物線の軸と放物線との交点のこと(を)
    • 名称   「頂点」と呼ぶ。
    • 特徴   頂点で、関数は増加から減少、または減少から増加に転ずる。
    • 特徴   頂点で、関数の値は最小または最大になる可能性がある。
    • 特徴   頂点で、放物線の接線は、x軸と平行になる。
    • 特徴   放物線の頂点は、1つのみである。
    • 例   2次関数y=ax^2の頂点は、原点(0,0)である。
    • 例   2次関数y=ax^2+bの頂点は、(0,b)である。
    • 発問   y=[数値]x^2の頂点はどこですか?
    • 発問   y=[数値1]x^2+[数値2]の頂点はどこですか?
    • 発問   放物線の頂点とはどのような点のことですか?
    • 発問   放物線の頂点はどのような特徴を持ちますか?
    • 発問   放物線に頂点はいくつありますか?
  • y=ax^2のグラフ[の特徴]
    • タイトル   2次関数y=ax^2のグラフ[は]
    • 特徴   軸がy軸、頂点が原点の放物線である。
    • 特徴   形状は放物線で、軸がy軸、頂点が原点に位置する。
    • 識別   直線でもないし、双曲線でもない。
    • 識別   原点を通らない、y軸に関して対称でないものは、y=ax^2ではない。
    • 場合分け   a>0なら下に凸、a<0なら上に凸である。
    • 例   半径x[㎝]の円の面積をy[cm^2]とすると、y=πx^2 (x>0)
    • 図表   半径x[㎝]の円の面積y[cm^2]の図
    • 図表   y=x^2のグラフ[点をプロットして示した図]
    • 図表   グラフにプロットした点(x,y)の対応表
    • 図表   a>0の時の特徴を表す図[y軸で対称、x<で減少、x>0で増加]
    • 図表   a>0の時の特徴を表す図[原点、(1,a)、(x,ax^2)を通る]
    • 図表   a<0の時の特徴を表す図[y軸で対称、x<で増加、x>0で減少]
    • 図表   a<0の時の特徴を表す図[原点、(1,a)、(x,ax^2)を通る]
    • 図表   正負を含め、aの値によって形状が変わる様子を示した図
    • 手続き   2次関数y=ax^2のグラフの描き方として、以下を説明する。
    • 手続き   原点が頂点、y軸で左右対象、形状が放物線となるようにする。
    • 手続き   aの正負で、下に凸か上に凸かを考えて描く。
    • 手続き   (1,a)などの代表点をプロットする。
    • 手続き   原点を頂点とし、(±1,a),(±2,4a), (±3,9a)を通るように描く。
    • 手続き   定義域が与えられていたら、グラフの範囲を明示する。
    • 手続き   不等号が≦である点は●で、不等号が<である点は○で表す。
    • 発問   2次関数y=ax^2のグラフはどのようなグラフですか?
    • 発問   2次関数y=ax^2のグラフはaの値でどう変化しますか?
    • 発問   "次のグラフは2次関数y=ax^2のグラフですか?   ;(""1026"""
    • 発問   2次関数y=ax^2のグラフをかけ。
    • 不適切次元   [係数が正の場合と負の場合を出題する]
    • 不適切次元   [係数が分数の場合についても出題する]
    • 不適切次元   [定義域を与えた場合についても出題する]
    • 発問   なぜ頂点以外の点の座標を示すのでしょうか?
    • 発問   頂点以外の点の座標は1つだけ示せばいいのでしょうか)
  • y=ax^2+qとy=ax^2
    • タイトル   y=ax^2+qのグラフとy=ax^2のグラフとの関係)
    • 関係   y=ax^2をy軸の正の方向にq平行移動するとy=ax^2+qのグラフになる。)
    • 関係   y=ax^2+qは、y=ax^2をy軸の正の方向にq平行移動したグラフである。)
    • 関係   y=ax^2+qをy軸の負の方向にq平行移動すると、y=ax^2になる。)
    • 図表   y=ax^2とy=ax^2+qのグラフとの関係
    • 図表   xの値{-3,-2,-1,0,1,2,3}に対して、f(x)とf(x)+qの値の表を作る。)
    • 図表   xとy=ax^2、y=ax^2+qの値の関係表
    • 特徴   同じxに対し、y=2x^2+4の値は、常にy=2x^2の値に+4したものである。)
    • 特徴   q>0ならy=ax^2より上に移動し、q<0なら下に移動になる。
    • 例   y=2x^2+4のグラフは、y=2x^2のグラフを)
    • 例   y軸の正の方向に4だけ平行移動したものである。)
    • 発問   y=ax^2+qのグラフは、y=ax^2のグラフをどのように平行移動したものですか?)
    • 発問   y=ax^2+qのグラフとy=ax^2のグラフとの関係を説明しなさい。)
    • 発問   y=ax^2のグラフをy軸の[正/負]の方向に[数値]平行移動したグラフは?)
    • 発問   このグラフの式を答えなさい。)
    • 不適切次元   [qが正の場合と負の場合の両方について出題する])
    • 不適切次元   [aが正の場合と負の場合の両方について出題する])
    • 発問   負の方向に[数値]平行移動するとは、正の方向にいくら平行移動することか?)
    • 誤り:適用   y=ax^2+qではなく、y=x^2+qとしてしまう。
    • 誤り:適用   y=ax^2+qではなく、y=a(x+q)^2としてしまう。
    • 誤り:適用   q平行移動ではなく、√q平行移動としてしまう。
  • y=ax^2+qのグラフ[の特徴]
    • タイトル   2次関数y=ax^2+qのグラフ[は])
    • 特徴   軸がy軸、頂点が点(0,q)の放物線である。
    • 特徴   形状は放物線で、軸がy軸、頂点が点(0,q)に位置する。)
    • 特徴   頂点が点(0,q)に位置する放物線の式は、y=ax^2+qである。
    • 識別   点(0,q)を通らない、y軸に関して対称でないものは、y=ax^2+qでない。)
    • 特徴   a>0のときは下に凸、a<0のときは上に凸である。)
    • 図表   y=ax^2+qのグラフ
    • 手続き   2次関数y=ax^2+qのグラフの描き方として、以下を説明する。)
    • 手続き   (0,q)が頂点、y軸で左右対象、形状が放物線となるようにする。)
    • 手続き   aの正負で、下に凸か上に凸かを考えて描く。)
    • 手続き   (1,a+q)などの代表点をプロットする。)
    • 手続き   (0,q)を頂点とし、(±1,a+q),(±2,4a+q), (±3,9a+q)を通るように描く。)
    • 手続き:特殊   定義域が与えられていたら、グラフの範囲を明示する。)
    • 手続き:特殊   不等号が≦である点は●で、不等号が<である点は○で表す。)
    • 発問   y=ax^2+qの頂点を求めよ。)
    • 発問   2次関数y=ax^2+qのグラフをかけ。)
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合を出題する])
    • 不適切次元   [整数項が正の場合と負の場合を出題する])
    • 不適切次元   [2次の係数が分数の場合についても出題する])
    • 不適切次元   [整数項が分数の場合についても出題する])
    • 不適切次元   [定義域を与えた場合についても出題する])
    • 誤り   頂点以外のもう1点を示さない。
    • 誤り   頂点を(q,0)、(0,-q)、(0,√q)などとしてしまう。
    • 誤り   x軸との交点が必ずあると誤解している。
  • y=a(x-p)^2とy=ax^2
    • タイトル   y=a(x-p)^2のグラフとy=ax^2のグラフとの関係
    • 関係   y=ax^2をx軸の正の方向にp平行移動するとy=a(x-p)^2のグラフになる。
    • 関係   y=a(x-p)^2は、y=ax^2をx軸の正の方向にp平行移動したグラフである。
    • 関係   y=a(x-p)^2をx軸の負の方向にp平行移動すると、y=ax^2になる。
    • 図表   y=ax^2とy=a(x-p)^2のグラフとの関係
    • 図表   xの値{-2,-1,0,1,2,3,4,5}に対して、f(x)とf(x-p)の値の表を作る。
    • 図表   xとy=ax^2、y=a(x-p)^2の値の関係表
    • 特徴   y=ax^2がx=kの時にとる値は、y=a(x-p)^2がk+pの時にとる値と等しい。
    • 特徴   同じyの値をとるxは、y=a(x-p)^2では、y=ax^2より右にpずれている。
    • 特徴   p>0ならy=ax^2より右に移動し、p<0なら左に移動になる。
    • 例   y=a(x-p)^2の例として、整数の範囲でpやaの符号を変えた例を示す。
    • 例   y=a(x-p)^2の例として、aを固定し、pを変化させた例を示す。
    • 発問   次の y=a(x-p)^2 のグラフは、y=ax^2をどのように平行移動したものか?
    • 発問   次の2つのグラフ[y=a(x-p)^2ともう1つ]の関係を説明しなさい。
    • 発問   y=ax^2をx軸方向にp平行移動したグラフの式を求めよ。
    • 不適切次元   [aが正の場合と負の場合の両方について出題する]
    • 不適切次元   [pが正の場合と負の場合の両方について出題する]
    • 不適切次元   [両方ともy=a(x-p)^2のグラフの場合を出題する]
    • 誤り   y=a(x-p)^2ではなく、y=(x-p)^2としてしまう。
    • 誤り   y=a(x-p)^2ではなく、y=a(x+p)^2としてしまう。
    • 誤り   y=a(x-p)^2ではなく、y=ax^2-pや(ax-p)^2としてしまう。
    • 誤り   p平行移動ではなく、-p平行移動としてしまう。
  • y=a(x-p)^2のグラフ[の特徴]
    • タイトル   2次関数y=a(x-p)^2のグラフ[は]
    • 特徴   軸がx=p、頂点が点(p,0)の放物線である。
    • 特徴   形状は放物線で、軸がx=p、頂点が点(p,0)に位置する。
    • 特徴   頂点が点(p,0)に位置する放物線の式は、y=a(x-p)^2である。
    • 識別   点(p,0)を通らないかx=pに関して非対称ならy=a(x-p)^2でない。
    • 識別   a>0のときは下に凸、a<0のときは上に凸である。
    • 特徴   a>0のときは下に凸、a<0のときは上に凸である。
    • 図表   y=a(x-p)^2のグラフ
    • 手続き   2次関数y=a(x-p)^2のグラフの描き方として、以下を説明する。
    • 手続き   (p,0)が頂点、x=pで左右対象、形状が放物線となるようにする。
    • 手続き   aの正負で、下に凸か上に凸かを考えて描く。
    • 手続き   (0,ap^2)などの代表点をプロットする。
    • 手続き   (p,0)を頂点とし、(p±1,a),(p±2,4a), (p±3,9a)を通るように描く。
    • 手続き   定義域が与えられていたら、グラフの範囲を明示する。
    • 手続き   不等号が≦である点は●で、不等号が<である点は○で表す。
    • 発問   y=a(x-p)^2の軸と頂点を求めよ。
    • 発問   y=a(x-p)^2のグラフをかけ。
    • 不適切次元   [aが正の場合と負の場合を出題する]
    • 不適切次元   [(x-p)の場合と(x+p)の場合を出題する]
    • 不適切次元   [aやpが整数以外の場合についても出題する]
    • 不適切次元   [定義域を与えた場合についても出題する]
    • 誤り   頂点、軸を(-p,0)、x=-pとしてしまう。
    • 誤り   頂点以外のもう1点を示さない。
  • y=a(x-p)^2+qとy=ax^2
    • タイトル   y=a(x-p)^2+qのグラフとy=ax^2のグラフとの関係)
    • 根拠   y=ax^2のxにx-pを代入し、yにy-qを代入したのがy=a(x-p)^2+q。
    • 根拠   y-q=f(x-p)のグラフは、y=f(x)をx,y軸方向にp,q平行移動したグラフ。
    • 関係   y=ax^2をx,y軸方向にp,q平行移動するとy=a(x-p)^2+qのグラフになる。
    • 関係   y=a(x-p)^2+qは、y=ax^2をx,y軸方向にp,q平行移動したグラフである。
    • 関係   y=a(x-p)^2+qをx,y軸の負の方向にp,q平行移動すると、y=ax^2になる。
    • 関係   y=ax^2を頂点が(p,q)になるように平行移動すると、y=a(x-p)^2+qになる。
    • 図表   y=ax^2とy=a(x-p)^2+qのグラフとの関係
    • 図表   y=ax^2とそれをx、y軸方向にp、q平行移動したグラフ上の点QとP
    • 図表   y=ax^2とy=a(x-p)^2+qのグラフの対応する点の座標の関係
    • 図表   y=ax^2とy=a(x-p)^2、y=a(x-p)^2+qのグラフの関係
    • 図表   xの値{-2,-1,0,1,2,3,4,5}に対して、f(x)とf(x-p)+qの値の表を作る。
    • 図表   xとy=ax^2、y=a(x-p)^2、y=a(x-p)^2+qの値の関係
    • 特徴   y=ax^2がx=kの時にとる値は、y=a(x-p)^2がk+pの時にとる値+qと等しい。
    • 特徴   同じyの値をとるxは、y=a(x-p)^2では、y=ax^2より右にpずれている。
    • 特徴   p>0ならy=ax^2より右に移動し、p<0なら左に移動になる。
    • 特徴   q>0ならy=ax^2より上に移動し、q<0なら下に移動になる。
    • 例   y=a(x-p)^2の例として、整数の範囲でpやaの符号を変えた例を示す。
    • 例   y=a(x-p)^2の例として、aを固定し、pを変化させた例を示す。
    • 発問   次の y=a(x-p)^2+q のグラフは、y=ax^2をどのように平行移動したものか?
    • 発問   次の2つのグラフ[y=a(x-p)^2+qともう1つ]の関係を説明しなさい。
    • 発問   y=ax^2を(p,q)が頂点になるように平行移動したグラフの式を求めよ。
    • 発問   y=ax^2をx,y軸方向にp、q平行移動したグラフの式を求めよ。
    • 図表   y=ax^2をx,y軸方向にp、q平行移動したグラフ(回答)
    • 不適切次元   [aが正の場合と負の場合の両方を出題する]
    • 不適切次元   [pやqが正の場合と負の場合の両方を出題する]
    • 不適切次元   [pやqが整数以外の場合も出題する]
    • 誤り   y=a(x-p)^2+qは、y=ax^2をx,y軸方向に-p,q平行移動したもの。
    • 誤り   平行移動したグラフを、y=a(x+p)^2+q、y=a(x-p)^2-qなどとする。
    • 誤り   平行移動したグラフを、y=(ax-p)^2+q、y=ax^2-px+qなどとする。
    • 誤り   (p,q)が頂点になるように平行移動をx,y軸方向にp,q平行移動と理解できない。
  • y=a(x-p)^2+qのグラフ[の特徴]
    • タイトル   2次関数y=a(x-p)^2+qのグラフ[は])
    • 根拠   y=ax^2をx,y軸方向にp,q平行移動できれば、任意の位置に放物線を描ける。
    • 特徴   軸がx=p、頂点が点(p,q)の放物線である。
    • 特徴   形状は放物線で、軸がx=p、頂点が点(p,q)に位置する。
    • 特徴   頂点が点(p,q)に位置する放物線の式は、y=a(x-p)^2+qである。
    • 識別   点(p,q)を通らない、x=pに関して対称でないものは、y=a(x-p)^2+qでない。)
    • 場合分け   a>0のときは下に凸、a<0のときは上に凸である。)
    • 識別   (x+p)ではなく、(x-p)であることに注意して下さい。)
    • 手続き   2次関数y=a(x-p)^2+qのグラフの描き方として、以下を説明する。)
    • 手続き   (p,q)が頂点、x=pで左右対象、形状が放物線となるようにする。)
    • 手続き   aの正負で、下に凸か上に凸かを考えて描く。)
    • 手続き   (0,ap^2+q)などの代表点をプロットする。)
    • 手続き   (p,q)を頂点とし、(p±1,a+q),(p±2,4a+q), (p±3,9a+q)を通るように描く。)
    • 手続き   定義域が与えられていたら、グラフの範囲を明示する。)
    • 手続き   不等号が≦である点は●で、不等号が<である点は○で表す。)
    • 図表   y=a(x-p)^2+q(a>0)のグラフ
    • 図表   y=a(x-p)^2+q(a<0)のグラフ
    • 発問   次のグラフ[y=a(x-p)^2+q]の軸と頂点を求めよ。)
    • 発問   次の関数y=a(x-p)^2+qのグラフをかけ。)
    • 不適切次元   [aが正の場合と負の場合の両方を出題する])
    • 不適切次元   [pやqが正の場合と負の場合の両方を出題する])
    • 不適切次元   [aが整数以外の場合も出題する])
    • 不適切次元   [pやqが整数以外の場合も出題する])
    • 不適切次元   [定義域を与えた場合についても出題する])
    • 誤り   y=a(x-p)^2+qは、軸がx=-p、頂点が(-p,q)の放物線。
    • 誤り   頂点以外のもう1点を示さない。
  • 平方完成
    • タイトル   [ax^2+bx+cの]平方完成)
    • 根拠   a(x+p)^2+qはax^2+bx+cの形に必ず展開できる。逆も可能。)
    • 概要   ax^2+bx+cをa(x+p)^2+qに変形する計算のこと(を
    • 概要   2次の整式をa(x+p)^2+qに変形する計算のこと(を
    • 名称   「平方完成」という。)
    • 手続き   平方完成の手続きについて、以下のポイントを説明する。)
    • 手続き   xを含む項と定数項に分け、前者はaで括ってa{x^2+(b/a)x}+cとする。)
    • 手続き   (x+p)^2は(x^2+2px+p^2)と展開できるので、2pを(b/a)に対応づける。)
    • 手続き   p^2分を足し引きして、a{x+(b/2a)}^2-(b^2-4ac)/4aと変形する。)
    • 例   平方完成の例として、a=1または-1の例を示す。)
    • 例   平方完成の例として、aとbの符号が異なる例を示す。)
    • 例   平方完成の例として、aが1,-1以外だが、(b/2a)は整数になる例を示す。)
    • 例   平方完成の例として、aが1,-1以外で(b/2a)が分数になる例を示す。)
    • 概要   y=ax^2+bx+cの右辺は、ax(x+b/a)+cと変形でき、(0,c)と(-b/a,c)を通る。)
    • 概要   この2点はyの値が同じなので、この2点の中間x=-(b/2a)が対称軸になる。)
    • 概要   x=-(b/2a)を代入して頂点のy座標を求めれば、a{x+(b/2a)}^2+qのqが求まる。)
    • 識別   平方完成した式にx=0を代入した値がcにならなければ間違っている。)
    • 発問   ax^2+bx+cをa(x-p)^2+qの形に変形せよ。)
    • 不適切次元   [2次の係数が1や-1以外の場合も扱う])
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合を扱う])
    • 不適切次元   [2次の係数が分数の場合も扱う])
    • 不適切次元   [平方完成した時、(b/2a)が分数になる場合も扱う])
    • 不適切次元   [初期状態で定数項が0の場合も扱う])
    • 誤り   a(x^2+bx)でくくるのを(ax^2+bx)としてしまう。
    • 誤り   (x^2+px)=(x+p)^2-p^2としてしまう。
    • 誤り   (x^2+px)=(x+p/2)^2や(x+p/2)^2+(p^2)/4としてしまう。
    • 誤り   (x^2+px)=(x-p/2)^2-(p^2)/4としてしまう。
    • 誤り   (x^2+px)={(x+p)/2}^2-(p^2)/4としてしまう。
  • y=ax^2+bx+cとy=ax^2
    • タイトル   y=ax^2+bx+cのグラフとy=ax^2のグラフとの関係)
    • 根拠   y=ax^2+bx+cはy=a(x-p)^2+qの形に平方完成できる。)
    • 式   y=a{x+(b/2a)}^2-(b^2-4ac)/4aとなる。)
    • 関係   y=ax^2+bx+cのグラフは、y=a{x-(-b/2a)}^2+{-(b^2-4ac)/4a}と同じ。)
    • 関係   y=ax^2をx,y軸方向に-b/2a,-(b^2-4ac)/4a平行移動するとy=ax^2+bx+cになる。)
    • 識別   x軸方向の移動は、-b/2aであり、b/2aではない。)
    • 例   y=ax^2+bx+cの例として、a=±1、bが偶数の例を示す。)
    • 例   y=ax^2+bx+cの例として、aとbの符号が異なる例を示す。)
    • 例   y=ax^2+bx+cの例として、(b/2a)が分数になる例を示す。)
    • 図表   y=2x^2+4x-1のグラフ
    • 発問   次のグラフ[y=ax^2+bx+c]はy=ax^2をどう平行移動したものか。)
    • 不適切次元   [2次の係数が1や-1以外の場合も扱う])
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合を扱う])
    • 不適切次元   [2次の係数が分数の場合も扱う])
    • 不適切次元   [平方完成した時、1次の係数が分数になる場合も扱う])
    • 不適切次元   [初期状態で定数項が0の場合も扱う])
    • 発問   y=ax^2をx,y軸方向にp,q平行移動した式をy=ax^2+bx+cの形で示せ。)
    • 発問   y=ax^2をx軸方向にp平行移動するには、xに何を代入すればいいですか?)
    • 発問   y=a(x-p)^2をy軸方向にq平行移動すると、どんな式になりますか?)
    • 発問   右辺を展開するとどうなりますか?)
    • 不適切次元   [qが正の場合と負の場合を扱う])
    • 不適切次元   [p,qが分数の場合も扱う])
    • 発問   この式の右辺を平方完成するとどうなりますか?)
  • y=ax^2+bx+cとy=a(x-p)^2+q
    • タイトル   y=ax^2+bx+cのグラフとy=a(x-p)^2+qのグラフとの関係
    • 根拠   y=ax^2+bx+cはy=a(x-p)^2+qの形に平方完成できる。
    • 式   y=a{x+(b/2a)}^2-(b^2-4ac)/4aとなる。
    • 式   y=a(x-p)^2+qは、y=ax^2-2pax+(q+ap^2)となる
    • 関係   y=ax^2+bx+cのグラフは、y=a{x-(-b/2a)}^2+{-(b^2-4ac)/4a}と同じ。
    • 関係   p=-b/2a、q=-(b^2-4ac)/4aという関係である。
    • 識別   p=-b/2aであり、b/2aではない。
    • 発問   y=ax^2+bx+cをどう平行移動するとy=a(x-p)^2+qになるか?
    • 発問   y=ax^2をx,y軸方向にp,q平行移動した式をy=ax^2+bx+cの形で示せ。
    • 発問   次のグラフの関係を説明せよ[y=ax^2+bx+cとy=a(x-p)^2+q]。
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合を扱う]
    • 不適切次元   [2次の係数が1や-1以外の場合も扱う]
    • 不適切次元   [2次の係数が分数の場合も扱う]
    • 不適切次元   [平方完成した時、1次の係数が分数になる場合も扱う]
    • 不適切次元   [移動の方向が正方向だけでなく、負方向の場合も扱う]
    • 不適切次元   [2つのグラフの頂点が異なる象限にある場合も扱う]
  • y=ax^2+bx+cのグラフ[の特徴]
    • タイトル   2次関数y=ax^2+bx+cのグラフ[は]
    • 特徴   軸がx=-b/2a、頂点が点(-b/2a, -(b^2-4ac)/4a)の放物線である。
    • 特徴   形状は放物線で、軸がx=-b/2a、頂点が点(-b/2a, -(b^2-4ac)/4a)に位置する。
    • 識別   点(-b/2a, -(b^2-4ac)/4a)を通らないものはy=ax^2+bx+cでない。
    • 識別   x=-b/2aに関して非対称なものは、y=ax^2+bx+cでない。
    • 場合分け   a>0のときは下に凸、a<0のときは上に凸である。
    • 識別   x=b/2aではなく、x=-b/2aであることに注意して下さい。
    • 手続き   2次関数y=ax^2+bx+cのグラフの描き方として、以下を説明する。
    • 手続き   y=ax^2+bx+cを平方完成し、y=a(x-p)^2+qの形に変形する。
    • 手続き   p=-b/2a、q=-(b^2-4ac)/4aと対応づける。
    • 手続き   (p,q)が頂点、x=pで左右対象、形状が放物線となるようにする。
    • 手続き   aの正負で、下に凸か上に凸かを考えて描く。
    • 手続き   (0,c)などの代表点をプロットする。
    • 手続き   定義域が与えられていたら、グラフの範囲を明示する。
    • 手続き   不等号が≦である点は●で、不等号が<である点は○で表す。
    • 発問   y=ax^2+bx+cのグラフをかけ。
    • 発問   y=ax^2+bx+cのグラフの軸と頂点を求めよ。
    • 不適切次元   [2次の係数が1や-1以外の場合も扱う]
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合を扱う]
    • 不適切次元   [平方完成した時、1次の係数が分数になる場合も扱う]
    • 不適切次元   [定義域を与えた場合についても出題する]
    • 不適切次元   [予式を自分でy=ax^2+bx+cの形に変形する課題も扱う]
    • 発問   頂点と軸を求めるために何を使って式変形しますか?
    • 発問   グラフをかく時に、何か忘れていませんか?
  • y=ax^2+bx+cとy=ax^2+b’x+c’
    • タイトル   y=ax^2+bx+cとy=ax^2+rx+sとの関係
    • 根拠   どちらもy=ax^2を平行移動したグラフなので、平行移動により両者は重なる。
    • 根拠   2つの頂点が重なるように平行移動すれば、グラフ全体が重なる。
    • 手続き   y=ax^2+bx+cの頂点はA(-b/2a, -(b^2-4ac)/4a)[(Ax,Ay)とする]
    • 手続き   y=ax^2+rx+sの頂点はB(-r/2a, -(r^2-4as)/4a)[(Bx,By)とする]
    • 手続き   y=ax^2+bx+cをx,y軸方向にBx-Ax、By-Ay平行移動するとy=ax^2+rx+sに。
    • 発問   放物線y=ax^2+bx+cをどう平行移動するとy=ax^2+rx+sになるか。
    • 不適切次元   [2次の係数が1や-1以外の場合も扱う]
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合を扱う]
    • 不適切次元   [頂点の座標が分数になる場合も扱う]
    • 不適切次元   [移動の方向が正方向だけでなく、負方向の場合も扱う]
    • 不適切次元   [2つのグラフの頂点が異なる象限にある場合も扱う]
    • 発問   の頂点はどうなりますか?
    • 発問   頂点を求めるために、何を使って式変形しますか?
    • 発問   頂点に着目すると、どのような平行移動になりますか?
    • 発問   [上/下/左/右]方向の平行移動は、プラスですかマイナスですか?
  • 頂点・軸・通る点から2次関数を決定
    • タイトル   頂点・軸の方程式・通る点が与えられた2次関数の決定
    • 根拠   2次関数はy=a(x-p)^2+qまたはy=ax^2+bx+cの形でかける。
    • 根拠   頂点が与えられれば、p,qが決まり、もう1点与えられればaも決まる。
    • 根拠   軸が与えられればpが決まり、y座標が異なる2点が与えられればaとqも決まる。
    • 根拠   aが与えられていれば、頂点か、軸ともう1点で2次関数は決定する。
    • 手続き   頂点と点Pが与えられたら、y=a(x-p)^2+qにPの座標を代入して、aを求める。
    • 手続き   軸と2点の場合、y=a(x-p)^2+bに2点の座標を代入して、a,bの連立方程式を解く。
    • 手続き   最後に括弧内を展開して、y=ax^2+bx+cの形に変形すること。
    • 識別   軸が与えられた時、軸と対称な点は計算で求められるので、非対称な2点が必要。
    • 発問   (p,q)を頂点とし、点(n,m)を通る2次関数を求めよ。
    • 図表   頂点が(1, -3)で、点(-1, 5)を通る
    • 図表   軸が直線x=-2で、2点(-3, 2)(0, -1)を通る
    • 発問   x=pを軸とし、点(n,m)、(s,t)を通る2次関数を求めよ。
    • 発問   y=ax^2を軸がx=pで点(n,m)を通るよう平行移動した時の式を求めよ。
    • 不適切次元   [pやqが負の数の時も扱う]
    • 不適切次元   [pやqが分数の時も扱う]
    • 不適切次元   [求める関数の2次の係数が負になる場合も扱う]
    • ヒント   頂点の座標から、求める関数はどのような式で書けますか?
    • ヒント   軸の式から、求める関数はどのような式で書けますか?
    • ヒント   求める式をy=a(x-p)^2+qとしますか? y=ax^2+bx+cとしますか?
    • ヒント   与えられた条件から、グラフの概型を座標平面上に描いてみましょう?
    • ヒント   頂点ともう1点との関係から、上下どちらに凸と予想しますか?
    • 誤り   頂点(p,q)からy=a(x-p)^2+qを思い出せない。)
    • 誤り   頂点(p,q)からy=a(x+p)^2+qやy=a(x-p)^2-qという式を立てしまう。
    • 誤り   頂点(p,q)からy=a(x-p)^2+cという式を立ててしまい、qを活用できない。
    • 誤り   軸の式x=kからy=a(x-k)^2+qを思い出せない。
    • 誤り   軸の式x=kからy=a(x+k)^2+qやy=a(x+k)^2-qという式を立ててしまう。
    • 誤り   通る点(s,t)からy=a(x-s)^2+tという式を立ててしまう。
    • 誤り   頂点(p,q)や軸x=kをy=ax^2+bx+cに代入しようとする。
  • 3点から2次関数を決定
    • タイトル   グラフ上の3点が与えられた2次関数の決定)
    • 根拠   2次関数はa,b,cまたはa,p,qの3パラメタを持ち、3点でそれらが決まる。)
    • 手続き   y=ax^2+bx+cに3点のそれぞれ代入して、3元連立方程式を立て、解く。)
    • 手続き   x=0の点が含まれていればcの値が求まるので、他の式に代入する。)
    • 手続き   x=0の点がなければ、(1)式-(2)式、(1)式-(3)でcを消去する。)
    • 手続き   いずれの場合もa,bの連立方程式になるのでこれを解く。)
    • 手続き   cの値が求まっていない時は、a,bの値を代入してcを求める。)
    • 図表   3点A(1, 6),B(-2, -9),C(4, 3)を通るグラフ
    • 図表   3点(-2, 5),(1, -7),(3, -5)を通るグラフ
    • 発問   3点A(Ax,Ay)、B(Bx,By)、 C(Cx,Cy)を通る2次関数を求めよ。)
    • 不適切次元   [x=0の点が条件に含まれる場合を扱う])
    • 不適切次元   [x≠0だが、x=±1の点が条件に含まれる場合を扱う])
    • 不適切次元   [yの値が等しい2点を条件に含む場合を扱う])
    • 不適切次元   [x≠0かつx≠±1だが、xが整数の点だけを条件に含める])
    • 不適切次元   [xが分数の点も条件に含める])
    • ヒント   どの文字を消去すると計算しやすいですか?)
  • 連立三元1次方程式
    • 概要   例に示した(1)、(2)、(3)のような3つの文字についての連立方程式(を))
    • 名称   「連立3元1次方程式」という。)
    • 手続き   連立3元1次方程式を解くには、 )
    • 手続き   まず1つの文字を消去し、 )
    • 手続き   2つの文字の連立方程式を導いて、 )
    • 手続き   その2元1次連立方程式を解けばいい。 )
    • 例   5=4a-2b+c・・・(1)、-7=a+b+c・・・(2)、-5=9a+3b+c・・・(3))
    • 図表   半径x[㎝]の円の面積y[cm^2]の図
  • 軸に対する対称移動をした2次関数の決定
    • タイトル   軸に対する対象移動をした2次関数の決定)
    • 根拠   点(x,y)とx軸に関して対称な点は、(x,-y)である。)
    • 根拠   点(x,y)とy軸に関して対称な点は、(-x,y)である。)
    • 根拠   点(x,y)をx軸、y軸の両方に対称移動すると、原点に関する対称移動になる。)
    • 式   y=ax^2+bx+cをx軸に関して対称移動したグラフはy=-(ax^2+bx+c)。)
    • 式   y=ax^2+bx+cをy軸に関して対称移動したグラフはy=ax^2-bx+c。)
    • 式   y=ax^2+bx+cを原点に関して対称移動したグラフはy=-ax^2+bx-c。)
    • 例   ある2次関数を軸に関して対称移動したグラフの例を示す。)
    • 図表   y=2x^2+1とy=-2x^2-1のグラフ
    • 図表   y=1/2x^2-2x+3とy=-1/2x^2+2x-3のグラフ
    • 発問   次の2次関数をx軸に関して対称移動したグラフの関数を求めよ。)
    • 発問   次の2次関数をy軸に関して対称移動したグラフの関数を求めよ。)
    • 不適切次元   [2次の係数が1や-1以外の場合も扱う])
    • 不適切次元   [2次の係数が正の場合と負の場合を扱う])
    • 不適切次元   [1次の係数が0の場合も扱う])
    • 不適切次元   [1次の係数が正の場合と負の場合を扱う])
    • 不適切次元   [係数が分数の場合も扱う])
    • 不適切次元   [同時にx軸、y軸の両方に関する対称を扱う])
    • 不適切次元   [原点に関して対称な場合も扱う])