「数学教育法III」
単位:0-1-0(推奨 6学期)
担当:松田稔樹・永原健大郎・野本文彦
新着情報(2024年度の予定など)
目標
- 教育工学Iで学ぶ授業設計・評価手法と、数学科教育法I、同IIで学ぶ数学教育の内容・方法に関する基礎知識を有機的に結びつけ、数学教育における教育課程の編成、教材の選択と配列のための実践力をつけることを目的とする。
- 数学科における問題解決力や数学的見方・考え方の育成方法を主要テーマとして,教育課程編成,授業設計,教授スキルの活用方法,評価方法などの内容について,模擬授業などを中心とした演習を行う。また,模擬授業を行う準備として指導案作成の課題を課す。
授業計画(集中講義)
- 1.~ 5. 教育実習に向けた指導案の書き方および教授スキルの習得
- 6.~10. 課題学習の適切な課題選択、指導法の検討と指導案の作成
- 11.~15. 「データの分析」の指導のあり方とICTの活用
シラバス
成績評価
- 出席状況、課題提出状況、課題達成度に基づいて評価する。
テキスト等
- 中学校、高等学校の数学の教科書(各年度毎に使用する教科書を指定する)
- 文部科学省 中学校学習指導要領解説 数学編
- 文部科学省 高等学校学習指導要領解説 数学編 理数編
履修上の注意事項
- 本授業は、本学で教育実習を履修する予定の者に対して、模擬授業を実施する機会を提供するものであり、科目等履修生に関しては、本学卒業生のみを受け入れる。
- 授業開始前に,教務課への履修申告とは別に,担当教員にメールで履修登録の手続きをすること。この連絡が無いと、授業の課題の連絡が届かず、単位は取得できないことになるので注意すること。詳細は、上の新着情報を参照のこと。
- 原則として、数学科教育法I及び教育工学Iの単位を既に習得している者のみ、履修を認める。(それ以外は、今年度の教員採用試験に合格している者などに限る。)
- 原則として上の実施内容ごとに課題を出す。それぞれの課題は、他の課題と関連しているため、提出期限を守ることが重要である。なお、各回の授業の事前課題を提出しなかった者の単位修得は認めない。
- 課題として提出してもらう教材、授業計画案等の資料は、学校現場に流通させ、活用してもらい評価してもらうことを考えている。すなわち、それ等の著作権は、作成者個人に帰属するが、それ等をフリーソフト(またはデータ)として無料で流通させる。
