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教案工房

 東京工業大学では、普通教科の教員免許状取得希望者に対し、教職課程において「教育工学」の履修を義務づけています。この授業では、たとえ経験の浅い教師であっても、最低限のレベルに達した授業を提供する義務があるという立場で、授業設計の基本的な考え方について、一つ一つのステップを具体的に作業体験させながら指導しています。
 ただ、この授業では1名の担当教員で20〜60名程度の履修者を指導しており、履修者の行った作業に対し、毎回個別評価をして助言を返すには困難な現状があります。そこで、この問題を解決し、より効果的な指導を行う一つの手段として、コンピュータを活用した授業設計訓練システムが歴代の松田研の学生らによって開発され、活用する方法がとられています。
「教案工房」とはこのシステムに名づけられた愛称で、当初はNextStep上で運用されていましたが、その後、Windows版として移植され、現在、Web上で作業が行えるように開発が進み、試験運用されています。松田研究室必殺アイテムです。
教案工房システム構成図教案工房マニュアル(「教育工学」授業用)
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