授業中の課題用のエクセルシート(中学校の年間時間割表
  1. 平成31年4月末、中央教育審議会に、高校教育改革、特に、普通科高校の改革について諮問がされ、議論が進められている。ここで特に検討の対象になっているのは、学力や学習意欲が不十分な生徒や、進学も就職もしない卒業生の存在である。一方、職業専門高校・学科では、インターンシップやデュアルシステムを取り入れるなど、社会との連携を深め、キャリア教育(就職支援)をするなどの工夫が進んでいる。普通科高校でも、この種の取り組みを広げることが期待されるが、その前提としては、企業等で働く上で必要な専門科目を開講したり、共通教科でもその基礎として役立つ内容を指導し、教科連携を図ることなどである。第2回課題で作成した教育課程表をこの観点から見直すとともに、数学や理科として取り組むべき工夫をできるだけ具体的に提案しなさい。
  2. 今回行った3つの活動(①前回課題の相互評価、②中学校の年間時間割の作成、③普通高校で職業専門科目やインターンシップを取り入れた教育課程の編成)と、それに基づくカリキュラム・マネジメントのための縦糸・横糸モデルの各要素の具体化に関する検討結果に基づき、授業のWebページにリンクしてあるカリキュラム・マネジメントのための縦糸・横糸モデルのテンプレートファイルに、自分が書き加える必要があると考えた内容を記入しなさい。なお、第1回課題「「より良い教育課程」を考える時の多様な「良さ」」や、第2回課題「教育課程の良さを実現、または、評価するための評価指標や評価関数、チェック項目」も、書き加えるべき要素に含まれる。