情報科教育法IV
単位:0-1-0(推奨 3年の3-4Q)
担当:松田稔樹
2024年度の予定
目標
- 情報科教育法I~IIIで学んだ情報教育の指導法に関する知識、技能と、教育実習IIでの実践経験に基づき、「情報」の指導のあり方について多面的な考察を行い、実践する資質を養うことを目的とする。
- 普通科と専門学科との違いなど、学校及び生徒の実態をふまえた「情報」関連科目の選択や取扱いについて検討したり、大学等の高等教育や生涯学習との関連を検討する。
- また、「情報科教育法I~III」では扱わなかった専門教科「情報」についての教育課程編成や指導法についても扱う。
授業計画
授業は、集中講義の形をとる。
- 教育実習体験に基づく普通教科「情報」実施上の課題とその解決策
- 教科書・指導案の分析と討論
- 普通教科「情報」と他教科等との連携
- 職業専門学科における情報関係基礎科目と普通教科「情報」との比較
- 専門教科「情報」の教育課程編成と指導法
- 高等教育、生涯学習との連携の観点から見た「情報」の授業の在り方
- 情報教育、情報処理教育の研究動向と実践への適用
シラバス
成績評価
- 出席状況、課題提出状況、課題達成度に基づいて評価する。
- 全回出席すること(欠席すると単位は取得できない)。
テキスト等
本年度の情報を参照のこと
履修上の注意事項
以下のほか、本年度の情報を参照のこと
- 情報科教育法I~IIIを履修済であること。(同じ学期に先行履修し、単位取得の見込みであれば可。)
- 新課程(2019年度~)で、教科の指導法を4単位以上取得する必要がある場合か、教育職員免許法第6条3項別表第四により免許取得する者を対象とする。
- 科目等履修生の場合は、教務課に事前申請する前に担当教員に直接申し出ること(下記宛のメールでも可)。
- 本授業で受け入れる科目等履修生は,本学卒業生のみとする。
- 本授業の実施に当たっては、メーリングリストまはたBBS上で討論を行うことや、現場の先生方との研究会に参加し、発表、討論を行うことを求める。
- 課題として提出してもらう教材、授業計画案等の資料は、学校現場に流通させ、活用してもらい評価してもらうことを考えている。すなわち、それ等の著作権は、作成者個人に帰属するが、それ等をフリーソフト(またはデータ)として無料で流通させる。